福岡の不動産市況

ウオーターフロント地区再整備

2020年10月21日

福岡市博多区の中央ふ頭西側からふ頭の海辺を中心とした再整備事業化を進める「ウオーターフロントNEXT」。同エリアは、「ベイサイドプレイス博多」や「マリンメッセ福岡」などが立地し、国際会議やイベントなどのMICE(展示場・国際会議場)が開催され、クルーズ船や国際定期旅客船が寄港する国内有数の国際交流拠点だ。再整備にあたっては、「MICE」「クルーズ」「にぎわい」を融合した⼀体的なまちづくりにより、⺠間活⼒を最⼤限に生かし、公共投資の抑制を図りながら、地区の魅⼒や価値の最⼤化を図る。

 

まずは第1ステージとして、おおむね10年をかけて再整備を進め、新たな経済波及効果(年間2,000億円程度)や雇用機会の創出を目指す。民間が高級ホテルや商業施設を整備・運営する市有地の貸付期間は50~70年とし、新たなクルーズターミナルやMICE施設など、公共施設の運営期間は20年程度としている。

 

現在、マリンメッセ福岡とアーチ状の屋根で接続される第2期展示場が建設中(2021年4月、供用開始予定)と、にぎわいの「第3の核」も動き出し、アジアのリーダー都市への胎動がいよいよ始まった。

 

 

 

FUKUOKA NEXT

 

福岡市は、将来のまちの設計図「福岡市総合計画」(2012年12月)を策定し、「人と環境と都市活力の調和がとれたアジアのリーダー都市」を目指して、まちづくりを進めている。

 

その結果、人口は、政令指定都市で国内5位の規模となり、観光客は、過去最高を更新し続けるなど、国内外における福岡市の存在感は格段に高まっている。こうした潜在力が開花し始めた福岡市をさらに次のステージへと押し上げる、まち全体でのチャレンジが「FUKUOKA NEXT」だ。

 

福岡市は、あらゆるテーマについて「〇〇NEXT」と名付けて取り組みを進めており、中でもアジアのリーダー都市としての都市機能の更新・向上が期待されるのが、「天神NEXT」(天神ビッグバン)、「博多NEXT」(博多コネクティッド)、「ウオーターフロントNEXT」(中央ふ頭・博多ふ頭の再整備)である。

 

天神・渡辺通、博多駅周辺、ウオーターフロント地区は、都市再生特別措置法に基づき、国が政令で指定した特定都市再生緊急整備地域になっている。商業・業務・交通・観光などの視点から地区の特性を高め、一体不可分となって機能強化を進めることで、交通拠点、質の高い都市型産業の集積や交流・おもてなしの場として、国際競争力の強化に資する都市機能の中枢拠点の形成を目指している。

 

 

天神ビッグバン

博多コネクディッド